掲示板サイトで悩むのは無駄②～マーケティングの側面から考える～

今回は、

掲示板サイトで悩むのは無駄①～つい見ちゃうのは、”受動ストレス”によるもの～の続きです。

前回、ネガティブな風俗関係の掲示板サイト（以下、“掲示板サイト ” ）を閲覧し、ストレスを受けると、“受動ストレス”という脳のメカニズムが発動し、時間、お金、労力の消費行動がはじまる・・いうお話しをさせて頂きました。

掲示板サイトが気になって気になってしょうがない・・何時間も見てしまう・・というのは脳のメカニズムから来るものなのです。

「わかっていても、気になっちゃう！」

そんなあなたに、今回はマーケティングの側面から、掲示板サイトにかける時間の意味の無さをご説明致します。

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1：あなたが掲示板サイトにかけている労力と時間は、誰かの収益になっている
2：貴女が見ている画面の向こう側を、想像してみよう
3：あなたが選択する閲覧ページが、この先の世界に影響を与える

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現在、手元（スマホ）であらゆる情報が簡単に手に入り過ぎて麻痺している面があると思います。

しかし、もう一度冷静に考えてみましょう。

何故、そのサイトの運営者は多大な労力をかけて掲示板サイトを制作し、運営し続けているのでしょうか。

当然ながらそれは、

収益性が望めるから

に他なりません。

掲示板サイトには様々な形で必ず広告が掲載されています。

必ず、です。

主に、女性へ向けた風俗店の求人が最も多く、アダルトサイトやホストクラブの広告もよく見かけられますね。

あなたがサイトを閲覧する度に、そのサイトのアクセス数やユーザー数は伸び、更に広告を掲載する理由が増えていきます。

そのデータの細やかさたるや尋常じゃありません。

性別は当然。エリアごとに最も閲覧されている時間帯や、年齢層、そのページにとどまった時間さえも分単位で把握することが出来、広告主は自身の希望のターゲットに合わせてピンポイントで広告を打つのです。

掲載料は、その頻度や大きさで月々数千円〜数十万円程度と様々ですが、自店の広告を自店の希望に合った形で掲載できます。

つまり、ネガティブな掲示板サイトは収益の為に緻密に設計された立派な商業コンテンツなのです。

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2：貴女が見ている画面の向こう側を、想像してみよう

インターネットは気軽に情報を得られますが、その手軽さゆえに、内容に見合わない多くの時間をあなたから奪い取ることもあります。

それは、掲示板サイトに限ったことではなく、インターネットという世界全体がそのように設計されているからに他なりません。

テレビやインターネットニュースが、政治家の失態や芸能人の不貞、事故や犯罪など、ネガティブな情報ばかりが発信されているのも、基本的には同じ構造です。

【ハッピーな見出しより、ネガティブな見出しのほうが視聴率やアクセス数が伸びるので、制作側も自身の生活の為にそこを強化せざるを得ない】

という負のループが巻き起こってしまっています。

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3：あなたが選択する閲覧ページが、この先の世界に影響を与える

・・と考えるのはどうでしょう。

言葉にすると大げさですが、間違いのない事実ではあります。

“ネガティブな掲示板サイトを閲覧し続けるということは、世の中のネガティブなコンテンツが更に発達することに貢献してしまう ”

ということになってしまいます。

某隣国では、インターネットが当局に監視されており「国民の情報が国家によって監視、コントロールされている」と世界的に非難を浴びていますが、掲示板サイトで悩んでいる女性達やネット上のイジメで自殺してしまう子供たちを思うと、

政治的な監視は不要だが、道徳的な管理は必要

なのではないかと考えてしまうのです・・。

現在、世界中でネット上での侮辱罪は、厳罰化の方向へ向かっています。

そんな中、いまだに掲示板にせっせと書き込んでいる方々は、まさに時代に逆行している存在と言えるでしょう。

令和の時代では、法律やモラルが整備され、

「平成のインターネットは無法地帯だったよな～。」

なんて、みんなが平和に笑っている日が来るのかも知れませんね！